水戸黄門で有名な、茨城県水戸市に行ってきました。ここには米粒をかわいらしい人形に変身させてしまう「魔法使い」のような女性がいると言うんです。その家を、恐る恐る訪ねてみると、意外にも優しそうな女性が出てきました!「米粒人形作家」の岡﨑ゆきこさんです。米粒人形とは、米粒を上手に組み合わせて色を乗せ、七福神や大名行列、十二支の動物などをつくる茨城の伝統工芸品。1945年ごろ、高橋都山さんがはじめたのを、2代目として彼女が継いだんですって。私たちの家族も作ってもらったんですが、すごくかわいくて、みんな大喜び。これは家宝にしなくては!!
群馬県伊勢崎市で立ち寄った駄菓子屋さんがとってもおもしろかったんだ!その「さっちゃん」というお店には、同じ名前の、笑顔がステキな名物お母さんがいて、「伊勢崎もんじゃ」を出してくれる。いちごシロップを入れる甘辛な「もんじゃ」なんだけど、これがクセになっちゃう不思議な味!みんなも是非食べてみて!お店の真ん中には、大きな七輪と鉄板。壁には近所の子供たちが学校で描いた絵や、お母さんの似顔絵も飾ってあって、彼らの隠れ家みたいだ。大きくなった子供たちはここを卒業していくんだろうけど、ずっとこの味もお母さんの笑顔も忘れないで欲しいなと思ったよ。
東京都八王子市の高尾山にやってきた。ここでは天狗に会うことができるらしい…というのは冗談じゃが、「天狗焼」というのが売っていてな。関東で言う今川焼きみたいなものじゃが、味も食感も全然別モノ。外はパリパリ、中はモチモチした生地に、中の黒豆餡がさっぱりした甘さで、大人のおやつと言った感じじゃ。かわいらしい烏天狗のカタチをしているもんで、食べようか迷っていたら、他のみんなは早くもペロリと平らげてしまっとった。高尾山で天狗が有名な理由は諸説あるが、修験者たちとその姿を重ねたのではないかとも言われておる。紅葉のキレイな秋に、天狗に会いにいってみてはいかがかな?
みんなは「レモン牛乳」って知ってる?栃木県民のソウルドリンクなんだってさ。正式名称は「関東・栃木レモン」。今回は、それをつくっている栃木乳業さんの工場に行ってきた。ショウガクが飲みたそうにしていると、工場のおじさんが飲ませてくれたよ。キレイな黄色!さぞかし酸っぱいはず…あれ?レモンの味がしない!?どうやら「レモン」と言っても、レモン果汁が入っているわけではないみたい。でも、ほんのり甘くて、初めてなのになんだか懐かしい味がして、とってもおいしかった!今は栃木乳業のホームページから取り寄せも出来るんだってさ!気になった人は、試してみてね!
埼玉県は、ある理由でとっても平和らしい。県庁で尋ねてみると、ここには勇敢なヒーローが9組もいるらしいのだ。と、そこへ現れたのは、所沢を守る大空のヒーロー「航空戦士トコロザワン」!埼玉をPRするべく立ち上がった「埼玉戦士さいたぁマン」!そして県民を悪の組織「不景鬼軍団」から守る「家計お助け戦隊FPレンジャー」!こんな贅沢なチャンスは滅多にないだろうと、みんなで記念写真を撮ってもらったよ。近くで見たヒーロースーツは、かなり使い込まれていて、日々の活躍がにじみ出ていた。個性的なポーズもみんなカッコよかったなぁ!がんばれ!埼玉ご当地ヒーローズ!
神奈川県横浜市の中華街。本場の「サンマー麺」が食べられることで有名な「聘珍樓」にカレシと行って来ました。サンマが乗った麺なんて、京都のニシンそばみたい…と思ったら、サンマが乗ってない!聞くと、大恐慌のまっただ中の昭和5年。腹持ちや滋養に良い料理をと、当時の料理長さんが考えられたんですって。サンマーとは、生(サン)=新鮮な。碼(マー)=具材。シャキシャキのもやしや豚肉の他に、季節の野菜を炒めたあんを鶏がらベースのスープとたまご麺にかけるダケ。温かいあんのおかげで冷めにくいんです。私たちもいつまでも冷めないふたりでいたいなぁ、なんて思ったのでした。
千葉県袖ケ浦市。のどかな田んぼ道を行くと、ある王国にたどり着いた。「ダチョウ王国」看板にはそう書いてある。「ダチョウの王様に会えるかも!」と冠をかぶったダチョウを想像しながら中に入ったんだけど、そこは大きな観光牧場。ダチョウにアルパカ、ウサギやヤギ…、たくさんの動物が仲良く暮らしてた。柵の中に入って、じかにエサをあげることも出来るみたい。僕らは、間違って食べられるかもしれないから、あんまり近づかないようにしたんだけどね。ここではダチョウ料理も食べられるみたいで、巨大な卵の殻がおみやげとして売ってたよ。家族の似顔絵を描いてみたんだけど、上手でしょ?